「理想がなかったら…」本田圭佑が警鐘を鳴らした日本サッカーのレベルの低下

日本代表、いや日本サッカーの状況を上向かせるため、本田圭佑が厳しい言葉を口にした。「議論のポイントもレベルが下がった」とし、持論を展開している。

「言葉と行動の連続だと思っているので、まず発する、で、行動する、反省して修正してまた発言する、行動するってサイクルを2カ月半右肩上がりにしていかないといけないですよね。でも発言するってところがそもそも右肩下がりになっていたりするので、だからそれを選手たちのせいだけでもないし、スタッフだけでのせいでもないけど。話せることもあるし、話せないこともあるけど、今話せることとしては、とりあえずポジティブに、今与えられたところは全力でやるってところは最低限必要。で、ウクライナ戦で普通に行ったら負けるんだろうってところで勝つんだと。勝ちしかないって、もう引き分けもない、勝ちしかないんだって気持ちをチームに浸透させていく。まずはそこからですよね。それ前提でそこからの逆算方程式をまず開始する、そこだと思いますね」

議論のレベルについては、メディアにとっても「無関係じゃない」と話し、4年前を引き合いに出す。

「誰一人無関係じゃないし、関係者であれば全員が関係してるんで、そこには情報戦があって、お互いがフィロソフィーっていうのはその情報の中で築かれていくと思っているので、会話一つのレベル取っても、選手同士も、選手とスタッフも、メディアもサポーターも、サポーター同士もその基準を上げていかないといけない。基準は本当に低くなったなっていうのは4年前見ると思いますよね。善戦すれば合格になってきているけど、そんなんじゃなかったでしょ。オランダだろうが、ベルギーだろうが、絶対勝つってくらい言い切って4年前は挑戦してたし、その土台がなくなったなっていうのはもう一度、背伸びしていいんですよ。僕は背伸びして、理想なかったら、サッカーなんかやるべきじゃないと思っているので。理想追い求めてナンボなんで。もう一度理想を選手だけじゃなくて、日本サッカー関係者全員で築いていかないといけないですね。こういう理想を追い求めようっていうのを」

2010年の南アフリカ・ワールドカップの成功を振り返り、「基礎に戻ろうってところでミーティングして良くなった」と語る本田。一人一歩で11歩と話したとおり、一人ひとりの意識でチームの姿勢は大きく変わる。長年、国を引っ張ってきた男の言葉で、チームは変わることができるだろうか。